今日のルーン
ウィアド(blank)|ウィルド(wird)
【意味】運命・宿命・必然
ウィアド(blank)|ウィルド(wird)のルーンは未知なる世界や運命的な状況を意味しています。これからの無限の可能性や運命的な変化を強く象徴しているルーンになります。このルーンには文字が無く、占い用に用いられる特別のルーンになります。これからの状況が限りなく広がりを見せ、予測できない状況にあるでしょう。期待も喜びも多く、幸せも悲しみも存在している不思議なルーンになります。
このルーンのテーマは未知なる世界と運命的な状況です。予測のつかない限りない可能性を表しています。正位置では、これから広がる無限の可能性と、予想も出来ない運命的な変化や状況を意味します。このルーンに逆位置はありません。
ウィアド(blank)|ウィルド(wird)は、は何も描かれていない空白のルーンです。
このルーンは、ルーン文字ではありませんが、どこかのタイミングで占いとしてルーンを用いる際に使われるようになったようです。
ウィアド(blank)|ウィルド(wird)は北欧神話にて運命の女神である「ノルン」を意味するとされています。
ノルンとは運命を定める三姉妹の女神達の事です。ウルズ・ヴェルザンディ・スクルドの三姉妹は、それぞれ、運命・存在・必然を意味するというところから、このルーンの意味につながっているのかもしれません。
三姉妹はこの世に生を受けた子どもたちに寿命を定め、運命を与えていました。運命という定められた大きなもの、自分がどうにかしようと足掻いてもどうにもならないもの。それは辛いものであるかもしれないし、喜ばしいものであるかもしれない。運命といったものが、この世にはあり、それらの前ではただただそれを宿命として受け入れるしか無いことを伝えています。このルーンは目の前に現れたその状況をそのまま受け入れる強さを持つ事の大切さを教えてくれています。逃げるでも戦うでもなく、起こった出来事を受け入れる事。そんな心構えを持つという視点が大事なのだとルーンは伝えています。
占い結果
正位置で出た場合
- どんな状況でも受け入れる強さを持つ
- 運命的なめぐり合わせ
- 何か大きなタイミング
- 物事の変化。ゼロからのスタート
- 新しい気持ちではじめる
- 未来を自由に思い描く
逆位置で出た場合
- このルーンに逆位置はありません。
ウィルドの考え方
「運命」の受け止め方次第でこのルーンへの想い方も変わってくる不思議なルーンです。ラッキーとして「運命」を捉える場合は、チャンス到来の意味合いが強いでしょう。半面、「運命」を「自分では変えられないこと」とした時に、「受け入れるしかないこと」降伏の意味合いも含みます。
「運命」を「自分では変えられないこと」とした時、今起こっていることやこれから起こることに、どうなるのだろうと不安に思ったりしても仕方がありません。目の前のことをしっかり受け止めましょうといったメッセージとなります。
ウィルドから考えられることは、「まずは自分の運命を受け入れる」という優先順位です。次のことを考えるのは今ではないということでもあります。
ウィルドから考えられることは、「まずは自分の運命を受け入れる」という優先順位です。次のことを考えるのは今ではないということでもあります。
このルーンは何も描かれていない、つまりゼロの状態です。運命を意味することもあり、何かしらのタイミングであるともいえます。それは、新しいスタート地点にたったとも捉えられます。
過去のことよりも、これから思い描くものに意識を向けたほうが良いとルーンは促しています。
「これから」を、きちんと意識するために「今」を受け入れる。
「これから」を、きちんと意識するために「今」を受け入れる。
これがこのルーンの伝えているメッセージです。